読書感想|最後の祈り/薬丸岳 Book X Facebook はてブ LINE コピー 2025.08.272025.08.28 自分の娘を殺した死刑囚と向き合う教誨師の物語。 壮絶な内容ですが、「罪」や「許し」というテーマは非常に興味深く、一気に読み進めてしまいました。 一番良かったところは主人公がただ死刑囚を断罪するだけの正義マンではなく、彼自身もとても深い、許されない罪を背負っている点です。 この設定のおかげで人間味があり、共感を持てるキャラクターになっていました。 ヘビーな内容ですがギリギリの範囲で描写が残酷になりすぎない配慮はされているので、サスペンス系が全く駄目、という方以外にはおすすめできる一冊です。 最後の祈り (角川書店単行本) Kindle版 オススメの関連記事!小説感想『ロウ・アンド・ロウ』村山由佳|優しさという名の甘え。DINKSのすれ違いを描く傑作【読書感想】『今日の日はさようなら』一穂ミチ|走査線のノスタルジーと、1995年の「生」が突きつける叫び読書感想|町田その子『月とアマリリス』:搾取される女性たちの再生と、悪意のない「残酷さ」について読書感想|二人キリ/村山由佳読書感想|凍りのくじら/辻村深月
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