2019年の7月12日から15日まで、東京都現代美術館で開催されたアートブックの祭典、Tokyo Art Book Fair 2019へ行ってきました。
約2年ぶりの開催で、更に昨年末リニューアルオープンした東京都現代美術館での開催という事もあり、イベントは大盛況。
会場の雰囲気と購入した本などをご紹介します。
会場の雰囲気
私は中日の14日日曜日、オープンの11時丁度に会場に着くよう出掛けました。
東京都現代美術館は清澄白河駅から徒歩10分程度。オシャレなカフェや雑貨屋さんがたくさんある地域なので、街の雰囲気を見ながら向かうのも面白いです。
美術館に着くとすでにたくさんの人が並んでいました!
雨の日だったのですがアートブックファンの方々のエネルギーはすごいです。
オープン当初から大盛況!
出展者とお客さんがお喋りしたり、コミュニケーションを取りながら本と出会えるのがこのイベントの醍醐味です。
今回は美術館での開催という事もあり、本にまつわる展示もいくつか開催されていました。
イギリスの写真家、スティーブン・ギル(Stephen Gill)の展示ブース。
購入したもの
Vinca Petersen写真集『Future Fantasy』
flotsambooksさんのブースで購入。
韓国生まれのイギリスのヴィジュアルアーティストVinca Petersenのアートブック。
作家が幼い頃から撮影していたアーカイブ写真や、思春期に作っていた日記(スクラップブック)に収録されていたチラシやステッカーなどがコラージュ的なデザインでレイアウトされています。
サイケデリックな世界観が、思春期の夢と儚さを表現しているように感じられてとてと面白いと感じました。
初版が出た時にかなり話題になった本作。第2版が出たので、このタイミングで購入しました。
ブックデザインもフューチャリスティックでとても素敵です。
「ZA」ステッカー
グラフィックデザイナーの中屋辰平さんとGUCCIMAZEさんによるブース。
GUCCIMAZEさんのタイポグラフィはインスタや雑誌などで見ていてとてもかっこいと思っていたので、こちらのブースで販売されていたステッカーを購入!
どこに貼ろうか、悩むのも楽しいです。
ZAのロゴステッカーは中屋さんによるデザイン。
中屋さんとは以前、写真雑誌IMAのワークショップでご一緒させていただきました。ロゴやタイポグラフィを軸とした素晴らしいグラフィックデザインを作られる方です。
東京都現代美術館の会場は天井も高く、広いので、これまでのアートブックフェアの会場では一番良かったと思います。
これほどの規模のイベントを定期的に開催するのはとても大変だと思いますが、ぜひこれからも続いて欲しいと思います。