[映画感想]「正欲」|新垣結衣と磯村勇斗が難しい役を演じきっていた。原作の盛り上がるシーンを丁寧に映像化していて感動!―あらすじ、登場人物、感想など

映画「正欲」原作小説がとても好きだったので映画も鑑賞しました。

映画「正欲」のあらすじ

横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返している。広島のショッピングモールで契約社員として働きながら実家で代わり映えのない日々を過ごす桐生夏月は、中学の時に転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。大学のダンスサークルに所属する諸橋大也は準ミスターに選ばれるほどの容姿だが、心を誰にも開かずにいる。学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画した神戸八重子は、大也のダンスサークルに出演を依頼する。

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映画「正欲」の登場人物

寺井啓喜(稲垣吾郎)

検事。妻と不登校の息子がいる。息子が小学校を不登校ながらYouTubeチャンネルを開始したのが悩みの種。

桐生夏月(新垣結衣)

地方のショッピングセンターの寝具売り場で店員として働く女性。学生時代、佐々木佳道と同級生だった。

佐々木佳道(磯村勇斗)

独身の男性。学生時代、桐生夏月と同級生。両親の死をきっかけに実家に戻り、そこで桐生夏月と再会する。

諸橋大也(佐藤寛太)

イケメン大学生。学内のダンスサークル「スペード」に所属している。

神戸八重子(東野絢香)

大也と同じ大学に通う大学生。イベント「ダイバーシティフェス」の実行委員を通して大也と知り合い、彼に不思議な魅力を感じていく。男性が苦手。

寺井由美(山田真歩)

寺井啓喜の妻。専業主婦。不登校の息子と日々の生活を送る。息子のYouTubeを手伝う。

フジワラサトル(???)

過去に、学校の水道の蛇口を盗み逮捕された男。動機について、「水が勢いよく吹き出すのを見る事が楽しかった」と語った。

映画「正欲」の感想

非常に面白かったです!

原作がかなりのボリュームなので、取捨選択は当然ありましたが、水フェチの桐生夏月(新垣結衣)と佐々木佳道(磯村勇斗)のエピソードをメインに、対するキャラとして検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)を絡めて展開する感じだったので違和感はあまりなくストーリーに集中できました。

夏月と佳道による、この作品ならではのベッドシーンが非常に好きなのですが、映像化されたことでより素敵な内容になっていて、二人の演技もあり、感動しました。

ただ、私は原作を読んでいるので、補って理解できている部分も多いので、映画のみを観た方は「?」となる展開も多いかも知れません。

映画で触れられていない内容としては、
寺井啓喜(稲垣吾郎)は実は涙フェチです。映画でも奥さんが泣くシーンがやや象徴的に撮られています。

神戸八重子(東野絢香)は兄が妹モノのアダルトビデオを観ていたことを知って男性嫌悪になってしまいました。映画でも、お兄ちゃんの話しがやや唐突に出ますよね。

原作の重要なシーンをしっかり映像化してくれたので私はかなり満足しました!

満足度

83点/100点満点中

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正欲

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より詳しい物語への感想は、以下の小説の感想記事をご覧ください。

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